布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2008年03月

百聞は一見にしかず@蘇州

2008年03月31日
先週中国の蘇州に出張してきた。私が日本でのプログラムディレクターを務めるカーネギーメロン大学ISRIの中国オフィスがあり、今後日本からの研修プログラムを展開する計画の打ち合わせが主な目的である。韓国のソウルにも同オフィスがあり、昨年訪問してきたが、これで米国ピッツバーグ本校と合わせて4拠点が協働できる状況になってきた。d5d33a98.jpg



蘇州カーネギーメロン大学オフィスは蘇州工業園区(Suzhou International Science & Technology Park)内にあり、Suzhou Dushu Lake Higher Education Town

http://www.sipedi.cn/sipedi/English/)にも隣接しており、今後様々なグローバル人材育成プログラムを開発・展開していく予定である。



蘇州工業園区は、1992年9月シンガポールのリー・クアンユー上級相が訪中し、蘇州市長との出会いから始まった。蘇州工業園区を車で抜けていくと、当社のクライアントのロゴがあとからあとからあらわれてくる。この区画整備の行き届いた美しい街並みは、私の中国のイメージを一変してしまった。

まさに、百聞は一見にしかず



この地域が今後最も誘致に積極的なのは、工場ではなくR&Dやソフトウエア開発などであり、明らかに高付加価値型ビジネスを戦略的に追求していくのだ。



また改めてレポートさせていただく。



写真は、蘇州カーネギーメロン大学オフィスのスタッフ。私の左後ろがピッツバーグ本校のDr. Grasso, 右後ろが蘇州オフィスのZhao Yue代表。



kazukon at 19:25

30代次世代リーダーのポテンシャル

2008年03月25日
最近30代次世代リーダーのポテンシャルをまざまざと見せつけられる機会があった。

約1年間のコア人材のグローバル人材化コースが終了し、社長や役員への成果発表としての英語プレゼンテーションでの場だ。コーススタート時の1年前には、簡単な英語もなかなか出てこなかった人が、堂々と自信にあふれた姿で自社課題への提案プレゼンテーションを行い、質疑応答にもしっかりと、そして誠実に対応していた。これは、1年の海外留学プログラム派遣でもなかなか身につけられるものではない。企業の中核人材であり、多忙を極める中、研修時間以外にも隙間時間を使っての自己学習を相当こなさなければ、あの姿にならないことは私も専門家として容易に想像がつく。



30-40代前半の選抜人材の中でも、このような普通では考えにくいような自己成長を達成できる人材には共通項が見られる。それは、ビジョンである。通常、コーススタート時に私の方から、1年後のあるべき姿についてできるだけクリアにイメージして頂くセッションを行う。15名前後の選ばれたコース参加者の表情は興味ありげ、不安な感じと様々である。しかし、一部の参加者からは、『布留川さん、自分はやり遂げますよ』というコミットメントの非言語メッセージが表情や発言のトーンなどで送られてくる。明らかに、心に火がついているのを感じ取ることができるのである。



急激なグローバル化に対応を迫られている企業の選抜人材は、ほぼ100%自らのグローバル化に対して強い決心で取り組んでくる。30代であれば、あと20年以上続く会社生活おいて、グローバル化した自分の人生の豊かさと、グローバル化していない場合のキャリアリスクのギャップはイメージしやすいからだ。その中でも、抜きん出て成長する人材は、絶対に自らのグローバル化を達成できるという燃えるようなビジョンがある。



彼らのポテンシャルが大きく開花し、10年後には、彼ら自身が成果発表の場で評価する側に回っているのでは、という予感がして益々楽しみになる。



kazukon at 17:35
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