布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2008年09月

Are you Visionary?

2008年09月26日
14792aa7.bmpグローバル人材育成研究会(第28回)に平本あきお氏をお招きした。約30名の熱心な人材育成ご担当者にご参加いただき大変感謝している。





073ae5d5.bmp平本さんにはここ3-4年弊社の講師として協働させていただいている。平本さんほどインパクトのある人はなかなかいないのだが、今回の2時間もあっという間であった。詳細は近日中にホームページにてレポートさせていただく。





fd014aab.bmp平本さんから拙著『パーソナル・グローバリゼーション』へのコメントをいただいた。5つの概念(ビジョナリーシンキング・セルフエンパワーメント・ダイバーシティ・コミュニケーション・グローバルイングリッシュ)のうち、グローバルイングリッシュ以外はすべて『自分の活動とピッタリだ、このテーマ一緒にやりましょう』、と共感していただいたので嬉しかった

平本さんは米国でコーチングを学び、ほとんど無一文で帰国した時、友人のうちに転がり込み、その蒲団の中でニヤニヤしながら、『ここからコーチングで這い上がって、美談にしてやる!』と決意したそうである

若いころに読んだ矢沢永吉の『成り上がり』を思い出してしまった。



「キャデラックに乗って、10メートル先の タバコ屋さんにハイライト買いに行くことが 夢です」1973年/矢沢24歳の時の発言



二人ともハングリーかつビジョナリーである。e9fc7d8a.bmp



最近、現場で「ビジョナリーなリーダー育成」を求める声が多い。



写真は研究会の様子。



kazukon at 16:08

次世代『グロ人』帰国報告会

2008年09月12日
本日は弊社クライアントの海外研修帰国報告会があり、役員や幹部の皆様と同席させていただいた。



30代の優秀な男女12名ニューヨーク大学とUCバークレーのMini-MBA型のコースに参加されての報告である。コース参加者の間では、グローバル人材は『グロ人』と略されている。帰国後はグローバルな仕事に就き本当に『グロ人』になる。



プレゼン後、『来期派遣する社員の選抜基準について意見が欲しい。どんな人がこのコースを受ければ当社のグローバル展開に貢献できる人材育成になるか?投資効果が高いと思うか?』という直球の質問が今回のコース終了者に発せられた。



『熱い人、生命力のある人』という経験者ならではの返答がでた。多国籍で学ぶ中で引っ込み思案もいつも疲れている人も向いていない、ということだ。



私も同感である。米国人だけではなく、中国、イタリア、ブラジル、トルコ、韓国、台湾など多国籍のグループワークでものをいうのは、ロジックだけではない。パワー、ビジョン、折れない心も必須である。



『もうなんでもどこでも仕事OKです。国内海外問いません。』『ニューヨークでの人の出会いで勉強心に火がついた。』『ビジョンがいかに大事かわかった。』『英語力が大幅にのびた。ニュースが全部わかるようになった。』などのコメントがでた。



そして、出発前、ちょうど1年前を覚えている私が感じたのは、『全員確実に一皮向けた。』だった。



帰国後も更に自分に磨きをかけることを決意した『グロ人』が誕生した。もう彼ら彼女らには、グローバルな舞台で『戦い』『協働する』ことに何のためらいも見えない。



kazukon at 16:29

リーダーシップ vs マネジメント

2008年09月11日
15年位前に西海岸のビジネススクールを訪問したときに、クラスルームの前に『Leadership vs. Management』というボードがあり、その真ん中のvsという文字が気になってしばらく立ち止まって眺めていた。リーダーシップとマネジメントが対立??。





5d7fbc8a.jpg今週は、UCバークレー(Haas School of Business)のAndrew Isaacs氏を招き、グローバル人材育成研究会を開催した。会の様子は近日中にレポートさせていただく。





5843d8af.jpgIsaacs氏の話を聞きながら思い起こしたのが、冒頭に述べた15年前のボードである。企業経営や政治の世界においても古典的な課題である。





リーダーシップ型とマネジメント型の企業があり、リーダー型とマネージャー型の人材がいるというIsaacs氏の話は面白い。彼がトレーニングを担当する様々な企業のカルチャーが比較され紹介されていく。組織風土がいかに重要か彼は力説する。シリコンバレー企業、人材の最新動向が、UCバークレーにはあふれんばかりに集まっていく様子がよくわかった。



話は少しそれるが、日本の直近の総理大臣は私の観察ではこんなイメージである。



小泉さん リーダーシップ>マネジメント(細部は詳しくないが、人をモチベートできる)

安倍さん リーダーシップ=マネジメント(バランスがよいが他の要素でうまくいかなかった)

福田さん マネジメント<リーダーシップ(細部に詳しいが、人に無関心)





小泉さん待望論が多いところから見ると、2008年の日本人はリーダーシップ>マネジメント型が好みである。なぜか?ビジョンがあり、それを表現できる。汚い世界に無縁な感じがある。時代がそんなタイプを求めている。わかりやすさ、がそこにはあると私は思う。



企業の次世代幹部(30-40代)に何を求めますか、という質問を企業のトップに問うと最近はこんな答えが多い。『人を引っ張っていける能力、ビジョンを打ち出せる人』。



細部に詳しく、真面目、協調的な人材は必要である。だが、ビジョンがあり、人をモチベートしインスパイア(鼓舞)できる人材は、明日の見えにくい時代には希少性がある。



『Leadership vs. Management』

変化の多い中では、リーダーシップ型の人材が求められがちだが、決して優劣や対立軸ではなく、個々の人材がリーダー的な自分と、マネージャー的な自分を持ち、それらを状況に応じて発揮することが求められている。リーダーとして活躍する人物が、この枠組みをよく理解し日々自らを鍛えていることは意外と知られていない。



写真は研究会の様子とIsaccs氏(両側は弊社福田聡子と私)





kazukon at 21:58
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