布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2011年01月

日産自動車はダイバーシティ推進をEラーニング化!

2011年01月24日
G60EF


1月20日(木)に、弊社が主催するグローバル人材育成研究会(G研)第60回「社員グローバル化へのロードマップ-多国籍社員との真の協働を実現するためには?」を開催した。



今回は日産自動車様のダイバーシティディベロップメントオフィス遠藤佳代子氏にゲストスピーカーとしてご登壇頂き、日産様がダイバーシティを推進するに至った経緯や、その上で直面された課題など、非常に興味深いお話を交えてご紹介頂いた。

途中のグループワーク(各社のダイバーシティに関する課題)をオブザーブされた遠藤氏は、「日産の10年前の課題が討議されている」と冒頭で話されていた。グローバル化の荒波を超えてきた現場の声がそこに読み取れた。



日産自動車では急速に進むグローバル経営とルノー社とのアライアンスに伴い、ダイバーシティに対する理解の推進が急務であった。

その施策の一つが、弊社と共同開発したダイバーシティEラーニングである。ワークショップを社員の大多数に受講させるコストは膨大である。



そこで、このEラーニングでは、コストをミニマムに抑えながら、日本人が他国の方とコミュニケーションをする際に、陥りやすい行動や思考パターンを取り上げ、異文化知識と実践スキルを体得することを目的とした。コンセプトは約1時間で楽しみながら効率よく異文化を学べる学習ツールなのだ。



受講者からの人気も高くアンケートも受講者数の両面で満足のいく結果が出ている。

尚、このEラーニングは、他社さんでもご導入いただける仕様なので、当日のご参加企業数社様からすでに導入の方向に入ったとご連絡いただいている。

ご興味ある方は是非弊社にコンタクトいただきたい。



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また当日のディスカッションでは、最近の人材育成に関する問題や話題に関する質問があり、非常に盛り上がった。例えば、優秀な海外メンバーが続々と日本企業に乗り込んできている今、どのようにして日本人の次世代リーダーを育成すれば良いのか?、若くて英語も話せる優秀な社員が大勢いる中、中高年のグローバル化していない社員はいかにしてグローバル化についていけば良いのか?など、切迫した人材育成の課題に対する不安や急務が浮き彫りになった。



このような企業の人材開発のご担当者の生の声を伺い、問題解決を早急に解決できるソリューションを、可能な限り実効性の高い形で提供することが、弊社の急務だと実感した。



近日中に当日のレポートを弊社ホームページ(WebG研)にアップさせていただく。



次回G研は「語学の天才」河原崎圭市氏がやってくる!



次回G研第61回は2月16日に開催である。弊社パートナー講師の河原崎圭市氏とともに「グローバル人材に必要な英語力+α」を開催する。語学の天才河原崎氏に私がインタビューし、その学習法(英語&中国語)と語学留学のコツを伝授していただく予定であるので是非ご参加ください。



お申し込みはこちら→https://www.globaledu-j.com/inquiry/apply-g.html



写真は当日の様子





kazukon at 14:26

育てグローバル人材

2011年01月19日
写真 (5)昨日の日本経済新聞夕刊のトップの見出しは、『育てグローバル人材』である。ここ1年で弊社がミッションとしている『グローバル人材育成』が一気に国や企業の優先課題として上がってきたのは嬉しいことである。



日々企業のグローバル人材育成や組織のグローバル化に奔走する中、私はこの人や組織のグローバル化というものに対して、いまだに抵抗勢力があることを見聞する。それぞれの人生経験やお立場からのご意見であり尊重したいが、先進国でも新興国でもグローバル人材はどんどん育ってきている。長期展望にたち世界で通用する人材を一人でも多く育成しようという試みは決して無駄ではない。将来への投資なのである。

kazukon at 15:55

必見! 日産自動車のダイバーシティ研修

2011年01月12日
来週の木曜日(1月20日)に、日産自動車様のダイバーシティディベロップメントオフィス 主担の遠藤佳代子氏にご登壇いただき、G研第60回を開催する。

当日は昨年弊社と共同開発したダイバーシティ理解のEラーニングもご体験いただける。このEラーニングは、日産さん以外の企業のイントラネットにも対応可能であるので、ダイバーシティ教育のコスト削減と受講者アップをご検討中の企業には必見である。

動画を使い、楽しみながら目からうろこの気づきが得られるので日産さん社内でのアクセス数も急増である。



当日私からは、「最新事例から学ぶ2011年グローバル人材育成プログラムを設計するにあたってのポイント』について話させていただく。新年早々、連日さまざまな案件で飛び回っているが、2011年の方向性は見えてきたのでグローバル人材育成の最新動向の情報交換の場になれば幸いである。



まだ7席ほど空席があるのでぜひご参加いただきたい!



kazukon at 15:04

個人向けサイト 船出した 『Personal Globalization』

今月から企業向けではなく個人の方への新しいサイト『Personal Globalization』を立ち上げた。

Personal Globalization(個のグローバル化)は、私が2008年に出版した本のタイトルだが、企業向けにワークショップ化しすでに3000人以上に受講いただいた。



弊社は、2000年に起業以来企業向けグローバル人材育成に取り組んできた。今年は11年目に入り、この10年間に120社の企業の人材育成を通して得たノウハウと世界中のネットワークを使って、個人の方々の『自立とグローバル化』にも何らかのお役にたてればという思いに至った。

その背景としては、グローバル経済における日本人ビジネスパーソンの競争力が日に日に弱体化していることだ。こんなことは今更強調するようなことでもないが、実は全く実感していない人も多い。



私としては、トップクラスの講師陣と危機感を持った参加者がぶつかり合うワークショップの現場を見続ける中、企業内研修以外でもこのような機会を求めている方々が増えていると感じ始めた。とにかく日本人を取り巻く「ゆでガエル状態』に何か一石を投じられればということもある。



村上龍氏の『逃げる中高年、欲望のない若者たち(KKベストセラーズ刊』にこんな記述がある。『わたしがインタビュアーの「カンブリア宮殿」というTV番組のフロアスタッフにあるとき聞いてみたのだが、彼らの8割はパスポートを持っていなかった。別に海外に行きたいとも思わないし、成田空港が遠くてかったるい、と彼らは言った』



村上氏は別にだから今の若者はだめだ、というような単純な視点でこの現象を見ていない。私もそう思う。海外に行かなければだめなわけでもないし、人格が劣る訳でもない。



しかし、世界を飛び回る企業の経営陣の危機感は大きい。先進国では、エリート級の人材が常に自分のスキルアップを怠らないし、日本人の半分以下の年収の新興国の人材は、自己学習で英語を習得し、グローバルスキルで武装してきているのを目の当たりにするからだ。



それでも、グローバル人材育成イコール英語力アップと考える企業がまだまだ多い。なぜここまで呑気でいられるのだろうか?



と、だんだん熱くなってしまったが、春以降順次セミナーも開催していくのでぜひ応援していただきたい。すでに講師陣も続々賛同いただき、グローバルスキル担当のDavid Wagnerさん、自立をテーマとする堀田孝治さんには、サイト上に動画メッセージをいただいている。



また、このサイトには『世界と仕事ができる度テスト』も組み込んだ。5分で結果が出るのでぜひ一度お試しあれ。

kazukon at 14:30

グローバルリーダー10万人育成事業

2011年01月04日
謹賀あけましておめでとうございます!

明日より弊社も2011年がスタートしますが、一足先にブログよりご挨拶です。

本年も「グローバル&自立型人材育成」支援に励んでまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。



「ソウル市内には海外に人材を“輸出”しようと、若者に語学や職業教育などを施す専門学校が多数存在する。韓国では2008年就任の李明博大統領が打ち出した「グローバルリーダー10万人育成事業」で、09~13年の5年間に「5万人の海外就職、3万人の海外インターンシップ、2万人の海外ボランティア」を育てる国家目標を掲げる。

(中略)韓国の若者が海外での就職に積極的になる背景には、大学進学率が8割を超えるにもかかわらず、大卒でわずか48.3%(09年度)という韓国内の厳しい就職事情も影響している。」



これは本日の日本経済新聞からの抜粋である。

李明博大統領は09年にすでに具体的な数字を示したメッセージを発信しているのだ。



日本においても新卒の就職難はさほど変わらない。2010年の文科省の発表では、「4年制大学を卒業した学生の就職率が60.8%で前年より7.6ポイント下がった」ということである。



しかし、政府からは人材のグローバル化に関して具体的なメッセージは聞こえてこない。

2011年、果たして日本は国として取組むべき課題に優先順位をつけて取組んでいけるのだろうか?どうも心配である。

新年からメディアでは、政局がらみの話題が多いところを見ると、私はあまり期待をしていないし、恐らく各企業のトップも同様なのではないかと思う。



だからこそ、企業も個人も自らのグローバル化を自立的に取組むしかないのである。



今年もこのブログを読んでいただいている皆さんとの協働でやるべきことが山ほどある!

kazukon at 22:09
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