布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2011年12月

今年も大変お世話になりました!

2011年12月28日
26 GE忘年会
1昨晩忘年会を東銀座で開催しました。今年は本当に忙しい1年でみんなが揃うのはなかなか難しかったのですが、昨日は数名以外は参加でき盛り上がりました。中央右後ろの男性の横に心霊写真のように見える顔がありますが、これは新人の佐藤君が顔を動かしたのでぶれただけです。

このブログを読んでいただいている人材育成ご担当者の方々には、見覚えのある顔があると思います。今年は皆様に本当にお世話になり社員も皆大きく成長できました。心よりお礼申し上げます。

来年も最高の『グローバル&自立型人材育成プログラム』を一緒に作り上げていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

それでは良い年末年始をお過ごしください!

kazukon at 23:55

英文Eメール交渉術

2011年12月25日
HRD2
12月22日(木)にHRD社の事例研究会へのお招きで
来年1月中旬にナツメ社から発刊予定の書籍について講演の機会を頂いた。

「相手をその気にさせる
戦略的英文ビジネスメール文例集
Strategic Guide to E-Mail Negotiation」

が書名である。

HRD
この本は、英文ビジネスメールにDiSCの概念を取り入れて、
行動特性にフォーカスしたタイプ別Win-Winの交渉メール術の本だ。
私と弊社で長年講師を勤めているジェームス・ドハティが共著で出版する。

DiSC モデル」とは、人の行動を測定し、4 つの行動特性(D,i,S,C)にあてはめることであり、
自分と相手のコミュニケーションを効果的にするツールである。
例えば、結果を最も優先するDタイプは、人間関係を最も重要視するiタイプを理解せずに、人間関係など結果がでなければ意味がないから壊してもいいのではないかと詰め寄りがちである。すなわちiタイプの大事な価値観を軽視し強引にiタイプを説得しようとする。これが相互不信につながるのである。

従って、Dタイプは自分がどのように物事を認識するかを常日頃意識し、自分とiタイプの違いを認識し、結果を求めるにしても、人間関係にも気を使う方法でiタイプと接することにより、お互いの効果的で生産的なコミュニケーションが可能にしていくのだ。

DiSCの「違い」は優劣ではなく、あくまで「違い」であり、そのことを理解し、そこにレバレッジ(てこの原理)をかけるのが上級のコミュニケーターなのである。

グローバル企業では社員が多国籍で、国や文化でコミュニケーションのスタイルを
分類するのは困難なため、国籍を問わないDiSC の4 タイプを使って、
社員のマネジメントを行っているケースも多く見られる。また、多くのグローバル企業では、
DiSC を顧客や社内とのコミュニケーション力向上の一環として取り入れている。

Eメールはコミュニケーションの一つであるため、
一人ひとりのコミュニケーションスタイルに合ったものを送ることで、
より相手に響くものとなり、それが相手を動かすことになる。

そのようなEメールを戦略的に書いてビジネスを進めよう、というのが本書の趣旨だ。

本書の読者には、英語力が高いだけではなく、
自己理解と他者理解を基本としたDiSCを使いこなせるコミュニケーションの達人になり、
グローバルビジネスの舞台で活躍していただきたいと願っている。

この事例研究会は、DiSCの認定トレーナーが集まる会なのだが、
皆さんにこんな書籍を待っていた、というお言葉をいただき、
改めて皆さんの期待の高さを再認識した。

出版され書店に並ぶ頃には、ブログを読んでくださっている皆様にも改めてお知らせしたい。

kazukon at 23:51

「9週間の海外研修」でどこまでグローバルに変われるのか?

2011年12月13日
新人海外
昨日弊社がコーディネートさせて頂いた新入社員28人の海外研修(9週間の米国、英国、カナダ)の帰国報告会があり、全員が役員や幹部約40名の方々の前でプレゼンテーションがあり、オブザーバーとして参加した。

28名のうち出発前のTOEIC300-400が5名、400-500が7名であり、英語でのプレゼンテーションに若干不安があったがそれは杞憂に終わった。3か月前にTOEIC300点台だった社員が、スクリプトを読まずに堂々と英語でプレゼンする姿は感動的ですらあった。

そして全員が翌日から海外勤務になってもなんとかサバイブできるところまで英語力があがった。

また、私としては事前研修プラス9週間の海外研修(語学+アクションラーニング+ホームステイ)でどの程度のグローバル人材としてのスキル・マインドセット(以下の1−4)が身につくのかを改めて確認できるよい機会になった。

1) 使える英語力&コミュニケーションスキル
2) ダイバーシティスキル
3) 学ぶ方法を学ぶ
4) モチベーションマネジメント


今回の対象者は業界上位の日本企業の新入社員という条件付きであるが、1)-4)において、国内だけの研修と比較するとはっきりとした効果が見られた。

プレゼンテーション終了後の懇親会では、何人もの研修参加者がいかに自分のマインドセットが変わったか、英語を学ぶ本当の意味がわかった、外国人の他参加者との交流が自分の人生観を変えたなど次々に語ってくれた。
また、コンセプト作りからご一緒させていただだいたご担当者様からも、素晴らしい成果があがったというお言葉を頂き、弊社担当コーディネーター2名も帰り道で心から嬉しい様子だった。

(写真はプレゼンテーションの様子)
kazukon at 18:40

2011年最後のG研

2011年12月07日
12月7日(火)に、2011年最後のG研
『グローバル人材育成で失敗しないための3つのポイント
〜 ニューヨーク大学Mini-MBAプログラムのご紹介〜』
を開催した。

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第1部では、私から「グローバル人材育成で失敗しない3つのポイントとは?」ということで、
2012年を見据えた上での失敗しない3つのポイントについて説明すると同時に、来年度以降は、グローバル人材育成に加えて、ますますイノベーティブ人材の育成が鍵となってくるだろう、というお話をさせていただいた。

グローバル人材育成で失敗しないための3つのポイントとは、グローバル人材育成のWhy, What, Howを明確にすることだ。すなわち、なぜ、グローバル人材になる必要があるのか、ビジョンとのリンクが不可欠だ。また、グローバル人材の定義をしっかりしておく必要がある。グローバル人材=日本で仕事ができる人材+英語力、という間違ったメッセージを送らないことが大切だ。最後に、自分グローバル化プロジェクトは原則自責であり、社員の依存型マインドを変える必要がある。会社におんぶにだっこの時代は終わったのにかかわらず、会社依存体質に慣れている社員は多い。

12月3日(土)の日本経済新聞の特集「ニッポンの企業力 第2部 人財を生かす」にも載っていたように、日本人というだけで昇進が保証される時代は終わり、最適人材を世界中から選抜するような世の中に時代は突入している。そのような中、どのようにグローバルで活躍できる人材を選抜・育成できるか。それが日本企業には問われている。

第2部では、ニューヨーク大学American Language Institute DirectorであるDr. Peter McCaggが来日し、ニューヨーク大学と弊社で共同開発した3か月のMini-MBAプログラム”Global Certificate
Program”
をご紹介いただいた。
このプログラムは約3ヶ月間という短期間でコア人材をグローバル化する、というもので、地元ニューヨークのビジネスパーソンに交じって、最先端のマネジメント知識やスキルの動向を把握することができるのが最大の特長だ。2000以上もあるコースの中から、自分のニーズに合ったものを選択できるため、派遣者のニーズやレベルに合わせて、カスタマイズが可能な点も魅力である。

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今回のG研では、人事ご担当者に加え、実際にプログラムに参加いただく予定の方々にもお越しいただいた。Dr. Peter McCaggの誠実な人柄とユーモアあふれるプレゼンテーションに、ご来場いただいた皆さんも魅了されたようだ。
Dr. McCaggは長年ICU(国際基督教大学)で教鞭をふるわれ、日本語もほぼネイティブ。今回は、少しでも現地のニュアンスを伝えられればということで、英語でご説明いただいた。
発表後には、毎年、感謝祭には手料理のターキー料理を作られると楽しそうに話してくださり、プロフェッショナルな一面だけでなくその人間味溢れるチャーミングな側面も見せてくれた。

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今年も早いもので、残すところあと20日あまりとなってしまった。
2011年の最後のG研は、ニューヨーク大学だったが、2012年最初のG研は、中国での現地グローバル研修だ。

2012年1月18日(水)に
「中国急成長の熱気とスピードとを体感する!中国市場理解、人材交流を通じてグローバルビジネス対応力を鍛える中国現地研修」
と題し、中国でのグローバル研修をご紹介する。ぜひ、ご来場いただきたい。

kazukon at 15:25

再び注目を集める海外研修:語学学校編

2011年12月04日
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11月29日(火)に第73回G研 「英語力、グローバルマインド、エグゼクティブ人脈が
同時に手に入る海外研修:語学学校編 〜 イギリス・エグゼクティブ向け語学学校のご紹介〜」
をThe London School of EnglishとCanterbury Language Trainingのディレクター、Mr. Timothy Blake(ティモシー・ブレイク氏)とMr. John Miles(ジョン・マイルズ氏)をお招きして開催した。

私のパートでは、リーマン・ショック以降の停滞期から一転、最近にわかに注目されている海外研修について取り上げ、企業向け海外研修の現状と語学学校の位置付け、そしてその活用方法についてお話しした。

海外研修の投資効果としては、「英語力」だけでなく、その強烈な異文化体験を通してグローバル人材に必須のマインド、スキル、そして貴重な人脈を同時に得られるという点が大きい。語学学校も、その選び方によっては、短期間で英語力とコミュニケーションスキルを同時にアップすることができる。語学学校を選ぶ際に重要なのが、以下の2点である。

・研修目的を明確化する
・研修目的、対象層に合った学校、コースを、教師や参加者、設備、環境、マネジメント、プログラムなど、多様な要素を総合的に判断した上で選択する


さらに、海外研修の成功には、効果的な事前研修の実施も欠かせない。事前研修を通して、自立したグローバルビジネスパーソンとして世界中から集まる参加者と対等に学びあうためのスキル・マインドを習得する。そうすることで、海外研修をスキルアップの場として最大限活用できるのだ。

そしてパート2では、弊社パートナーのThe London School of English (LSE) とCanterbury LanguageTraining (CLT)のディレクター、Mr. Timothy Blake(ティモシー・ブレイク氏)とMr. John Miles(ジョン・マイルズ氏)に、クオリティの高い語学学校の具体的事例として、各学校の詳細についてご紹介いただいた。

語学学校というと誤解されがちであるが、LSEやCLTのような厳選されたビジネス重視の語学学校は、単に英語力の習得だけを目的としているわけではなく、コミュニケーションスキル、人脈、ダイバーシティ力など、参加者にとって最大限豊富な収穫があるようにコースが設計されている

1912年に創立されたLSEは、世界で最も歴史ある公認英語学校。弊社クライアント企業からは大変高い評価を得ている学校であり、私自身も何度も訪問したことがある。ビジネスパーソンのニーズに焦点を当て、学校のロケーション、サービス、プログラム内容など細部に注意を払っており、そのクオリティーの高さと姿勢は他の語学学校とは一線を画している。受講者の平均年齢は30代後半、プログラムも企業に勤めるビジネスパーソン向けのコースから、弁護士、政府系関係者向けコースなど、多様な分野に特化したプログラムを展開している。

このLSEの姉妹校であるCLTは、受講者全員に目が届く少人数制の語学学校だ。1992年の創立時より、ビジネス英語を短期間に習得する必要があるビジネスパーソンのニーズに合わせ、受け入れ人数は常時20名以下、1グループ4名以下に限定し、きめ細かな『パーソナルサービス』を提供している。歴史、自然が豊かな地方都市、カンタベリーというロケーションを活かし、文化、スポーツなどの教養を高めるための課題授業も充実しているのが特徴だ。

イギリスのエグゼクティブ向け語学学校として、世界中の有名企業から高い評価を受けている2校のこだわりと実績について、参加者からも海外研修として活用する場合の具体的な質問が出るなど、関心の高さが伺えた。講師、プログラム、受講者、学習環境など、多面的に見て質の高い語学学校とはどのようなものか、ご参加者にもより具体的なイメージを持っていただけたようだ。休憩中や登壇後にはディレクター二人とご参加者全員が名刺交換する機会もあり、大変有意義な会となった。

次回G研は12月6日(火)13:30〜17:00、
『グローバル人材育成で失敗しないための3つのポイント
〜 ニューヨーク大学Mini-MBAプログラムのご紹介〜』
を開催する。

ニューヨーク大学 American Language Institute から、Mini-MBAプログラムの責任者、
Peter McCagg氏をお迎えして、プログラムの特長や魅力をお伝えする大変貴重な機会である。ぜひご参加いただきたい。

詳細とお申し込みは→http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_02.html


kazukon at 17:38
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