布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2012年09月

創業者哲学とカンパニーカルチャー

2012年09月28日
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少し報告が遅れてしまったが、上の写真は先々週に開催された国内グローバルスキルコース(3ヶ月間)の報告会の終了後の記念撮影である。

役員から若手までの国内外のグローバル研修を7ー8年間に渡りコーディネートをさせていただく中、私はこの会社(金融)のカンパニーカルチャーに<明るい未来>を感じる。
もちろん論理的な話ではなく、あくまで感覚的な話である。

そこで、何故なぜそう感じるのかを考えてみた。
そうすると、人材育成ご担当者や研修生の各階層の方々とのコミュニケーションの中で感じる共通項が、オープン・フラット(権威的でない)・前向きで諦めないの三点であり、そこに環境への適応度が高さを感じるのだと気づいた。

昨今危機を迎えている企業のほとんどが、環境の激変に適応できていないことが原因である。
過去の成功の亡霊が判断を誤らせてしまうケースが多いのではないだろうか?
そういう環境不適応型企業の硬直性や傲慢さのようなものをこの会社には感じない。私がお会いした役員、社員の方々には謙虚さと柔軟性を感じる。

この会社は欧米のグローバル企業と比べれば、それほどビジョン、ミッションの浸透に投資をしてきた形跡は見られない。
従って、創業者哲学がじわじわと現場で社員個人個人に影響してきている好例なのであろう。


kazukon at 13:42

10月3日(水)G研で学ぶ! 必見 London Business Schoolの「リーダー育成&ダイバーシティ推進」

2012年09月25日
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次回G研、10/3(水)14:00〜18:00の会では、London Business Schoolと
London School of Englishの2校のディレクターが一堂に会する。
London Business SchoolのAdam Kingl氏が企業の戦略的パートナーとして
人材育成ご担当者と一緒に組織へのインパクトあるリーダー育成
を考えてくれる。
今回は、「ダイバーシティとイノベーションの関係」についてお話し頂く。
ビジネススクール派遣のみならず、ダイバーシティ推進についてお考えの皆さまにも
お勧めである。

今年3月の模様も5月に放映された「企業魂」でも見られるので是非ご覧頂きたい。

http://kigyoudamashii.com/index.php?option=com_content&view=article&id=81:getc-&catid=1:portifolio&Itemid=2

そしてLondon School of EnglishからはCEOのTimothy Blake氏も招いている。
こちらも高品質なマネージャー層向けの語学教育でグローバルトップのクライアントリストを誇っている。

また、実際にLondon School of Englishでの4週間のプログラムにご参加頂いた
アイエヌジー生命保険の内山人事部長にも体験談をお話し頂く予定だ。

まだ、お席があるのでぜひこの機会に直接お話しして頂ければと思う。

お申込みはこちらから。
https://www.globaledu-j.com/inquiry/apply-g.html
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グローバルリーダー育成がまったなしになってきていると各社の人材育成ご担当者と
お話しをしながらひしひしと感じている。グローバルマーケットの中で、
中国を始めアジア各国の存在感が高まり日本企業の技術優位、人材の優位性、
マーケットとしての価値などが徐々に落ち始めている。
海外拠点の赴任者はもちろん
のこと、国内での外資系企業の幹部の方々からも同様の声を耳にする。そこで国内外問わず
戦える・協働できるグローバルリーダー育成
へのお問い合わせが増えてきている。
同時に、多様性を活かして組織としてのイノベーションを生み出す、
ダイバーシティ推進
についても関心が高まっている。

これらの課題解決へのアプローチは各社の状況に応じて様々であり、正解はない。

ただ言えるのは、グローバル人材育成研修体系を立案にするにあたり
国内のリソースだけではなく、海外の様々なリソースを活用することで実現できる
プログラムとその成果は大きく変わる
と実感している。

その海外のリソースの一つであるビジネススクールのエグゼクティブ・エデュケーション
(経営者教育)
では、トップ校になるとリーダー育成において世界でも最高峰の
教授陣による、各国のグローバル企業、政府系機関などからのリーダー及びリーダー
候補同士の非常に高品質な学びが得られる。
ご担当者からのキーワードとして挙がる「他流試合」がグローバルレベルで
実施可能
になる。

更に、語学教育においても若手のみならず、マネージャークラスに最適のエグゼクティブ
向け語学学校もある
。平均年齢が30代後半で、参加者はグローバル企業の
ノンネイティブや準ネイティブ(例えば欧州のマネージャー層)が参加する高品質な
プログラム
を提供する学校がある。

どちらも単体でも活用だが、両方を組み合わせることで弾力的な研修設計が可能となる。
例えば、必要とされる英語力・コミュニケーション力からハードルが高いことや、敷居が高い
というイメージから敬遠されることもあるビジネススクールの
エグゼクティブ・エデュケーションも、まずエグゼクティブ向け語学学校で対象者を鍛える
ことで多様性への対応力を高め、そしてエグゼクティブ・エデュケーション参加につながる
ラーニングパスが作れる。

上の写真は前回のG研からLondon Business SchoolのAdam Kingl氏、下がLondon School of EnglishのTimothy Blake氏
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kazukon at 16:23

夜の勉強会に来てくれる人たち

2012年09月13日
今週の月曜日に京都でセミナーを開催したことは前回ブログで書かせていただいたが、その日の夜は東京に戻り汐留で夜の勉強会的手上げ型の『パーソナル・グローバリゼーション』セミナーをファシリテートさせていただいた。
激務の中を19時から2時間のセミナーに参加するのはかなり負担のはずであるが70名以上の方が来てくれた。手上げ型であるから、20代から50代までの男女がご参加者だ。
事務局の皆さんの「社員のためにという熱意」をいつも感じる企業で私もやりがいがある。
SB

この一年で大手企業で主に国内業務を行っている人たちのグローバルに対する意識は格段に高くなった。それは様々な形で外国人との仕事がじわじわと入り込んできているからである。多くの方々が直感的に『グローバル人材ではない自分』このままではまずいと感じるようになった。
この日もそんな思いをダイレクトに感じた。

なぜグローバル人材になるべきか?どんな人材がグローバル人材?どうしたらグローバル人材になれるか?

多様な価値観、英語力の高低、仕事の種類、緊急度など様々な要因を持っている方々との真剣で楽しい2時間だった。

写真は当日の様子
kazukon at 12:31

公認会計士さん250名とのグローバルセッション

2012年09月12日
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一昨日は京都で公認会計士さん250名と『自分グローバル化プロジェクト』の講演会を開催した。京都は私の大好きな場所である。今回も会場までのホテルへのタクシーの運転手さんの生き方に感動した。行きは71歳、帰りは66歳とお年は召しておられたが、お二人とも京都生まれの京都育ちで、京都に誇りを持ち、街の歴史から商売の隅々まで知り尽くしていて素晴らしかった。
『京都はほかの土地の人にはあまり心を開かないと聞いてますが?』と聞いたところ、お二人とも『よくそういうことを言われますが、そんなことはないのにねー』と自然に答えられていた。
うーん、やはりいつか少しでも住んでみたいと思ってしまった。
東京も好きだが、もうこういう運転手さんはいないのかもしれない。

さて、講演会であるが、東京でも同様に開催させていただいたが、やはり公認会計士の方々にとってもグローバリゼーションの影響はだんだん出てきているようである。
基本的には国内の仕事ではあるが、やはり顧客がグローバル展開すれば全く関係がないということはない。
知識労働者にとっては、自分は国内の仕事だからグローバル化は無関係で、グローバル人材でなくても構わないというのは少し無理がでてきているのではないかと思う。

そろそろ移民受け入れに関しても真剣な議論が行われる気配もあり、国内にいても外国人とのコミュニケーションをする機会は増えるはずである。

もともと日本経済にとって中枢のお仕事をされている方々であるから、グローバリゼーションは教養としても強い関心をお持ちなのだと思う。
質疑応答も30分とったが、グローバリゼーションと政治経済の関係まで深く突っ込んだ対話になり非常に楽しいセッションだった。

写真は当日の様子。
kazukon at 13:23

アジアにおけるグローバルリーダー育成動向

2012年09月11日
INSEAD

G研にも登壇してもらったINSEADのKarenとJukkaが来日中に遊びに来てくれたので、最近のアジアにおけるグローバルリーダー育成の動向について意見交換した。
日本企業の動きとしては、グローバルリーダークラスの人材が量的に足りない現実に対してどのような施策が打たれているのか、アジアでは中国、韓国、インド、シンガポールの動きなどについて話し合った。

10月3日(水)のG研『マネージャークラスのグローバル化に最適な海外研修』
では、企業の海外研修の動向をテーマにするので、その際までに情報をまとめておきたい。

ゲストスピーカーは、London Business SchoolとLondon School of Englishであり、グローバル企業におけるマネジメントと英語力の課題についての最新情報を皆さんとディスカッションしたいので是非ご参加いただきたい。
kazukon at 21:54

4名の若者が教えてくれたもの

2012年09月05日
留学発表

一昨日は弊社でコーディネートさせていただいた大手製造業若手社員の語学留学帰国報告会があった。

取締役の方々や幹部社員の前で現地の様子や何を学んだのかを一人30分程度で英語でのプレゼンテーションである。
昨年同様、人選と国内での事前研修のカリキュラムが妥当であったことが証明された出来栄えだった。

4か月間のイギリスか米国での研修なのであるが、そのBefore/Afterは弊社コーディネーターも驚きを隠せないほどである。
海外に初めて行ったということをQ&Aでセッションで知った取締役の皆さんも驚いておられた。

一般ではよく誤解されているが、欧米のMBA取得者や海外駐在2年以上でも、英語力に限って言えばそれほど高くない人も結構いる。そういう意味ではこの短い期間でここまでナチュラルで知的な英語を体得できたのは素晴らしいの一言である。

真面目さと柔軟性、頭の良さ、若さとよく計算されたカリキュラムが相乗効果を発揮した好例である。私もこの4名の若者の成長の速さに感動を覚え、何かを学んだ。
渡航前に私が講師として伝えた「自分グローバル化プロジェクト」に本気で取り組んでくれていたのがわかる。


4名の若者は一様に「最高の4か月間でした。人生が変わったように感じる。早く社内でグローバルな仕事についてさらにグローバルな人材になりたい」と語っていた。

これからの会社と日本をを引っ張っていくグローバルリーダーに成長して欲しいと心から思った。

写真は発表会の様子
kazukon at 16:26

選抜グローバル人材育成のキックオフ@大阪

2012年09月04日
Osaka
月曜日に大阪で選抜グローバル人材育成のキックオフとして、約60名向けの〈自分グローバル化セミナー〉を行った。

この研修は、昨年に引き続き、2年目の研修だが、今年は初の試みとして、キックオフのみ3年目社員と選抜中堅人材の合同で開催した。

選抜中堅人材の研修は、約5ヵ月間で、グローバルビジネスで存在感を出せるコミュニケーションスキルを習得し、そして、次の時代の成長に貢献できるような事業提案を行う、という二本柱となっている。

当日は約60名という大人数ということもあり、開始当初こそ静かだったものの、ペアワークやグループワークでのディスカッションでは大いに盛り上がり、このセミナーが自分自身をグローバル化するための一つのきっかけになってくれたのであれば嬉しい。

今国内の仕事だけだからグローバル人材にならない?>

このようなグローバル研修を行っていて昨今よく聞かれる声として、「会社にはグローバル人材になれ、と言われるけれども、自分のお客様は国内が主流だし、特に必要性も感じられない」というものが挙げられる。
もちろん、それも一理ある。ただ、考えてほしい。

今目の前にいるお客様だけがお客様だけなのか。
今後10年、20年、30年と続く長いキャリアで考えた時、お客様やパートナーはいつまでも日本にいる日本人だけなのだろうか?


1年後の未来すら予測することが難しいのはもちろんだが、そんな中にあってもなお、常に10年後を見据えた仕事が出来ているのか

スマートフォンがあっという間に携帯電話の主流になったように、技術の進展がかつてとは比較にならないくらい速くなった今、求められるのは、消費者のニーズを超えた商品を提供できる革新性とそれを生みだすスピードだ。

新しい市場を生み出し、常に消費者をあっと驚かせるような商品を提供できる企業のみが生き残る厳しい世界にあっては、それを実現できる人材が最も重要な資源だ。
そして、それをグローバルな舞台でそのリソースを使って実現できる人材こそが今求められているのだ。


写真は当日の様子。
kazukon at 21:31
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