布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2013年01月

従来型にNo! 2013年のグローバル人材育成は『ローコスト国内・海外連動型』でいこう!

2013年01月30日
先週の金曜日に、第84回G研
「従来型にNo! 2013年のグローバル人材育成は『ローコスト国内・海外連動型』でいこう!」を当社とパートナーシップを結んでいるUniversity of Washington Foster School of Businessから、Jean Choy氏、Jennifer Lang氏をお招きして開催した。


第一部では、私から英語学習のWhy&Howについてお伝えした。
従来型英語学習法の投資効果の再検証が相次ぐ中、会社として、どのようなスタンスで社員の英語学習を支援すべきか、それをお考えいただく上で、少しでもヒントになるような情報が提供できたのであれば嬉しい限りだ。

どんなに会社が英語学習の機会を提供しても、英語を身に付けない人がいる一方、会社の支援の有無に関わらず、英語をマスターしている人がいる。
今回は、留学も駐在もしていないのに英語を体得した人たちの共通点であるWhy & Howに着目して、英語学習の会社負担と個人負担の線引きをお伝えした。
また、底上げと選抜の両方を強化していく重要性についてもお伝えした。
これらの施策によって、英語学習に対して「やる気満々」の層を増やしていけるのではないかと思っている。
もちろん、セミナーを1回や2回開催しただけでは、社内の雰囲気は変わらない。
ただ、英語学習と同じで、組織開発においてもTipping Point (ある刺激によってある反応が起きる限界値、閾値)を意識するのが重要なのだ。

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第二部では、University of Washington Foster School of BusinessからMs. Jean ChoyとMs. Jennifer Langをお迎えし、学校紹介、ならびに当社と共同開発したMini-MBAプログラムを紹介した。

Jeanとは旧知の仲だが、彼女は年々パワフルになっているように感じる。
まさに、self-motivatedの典型のような人物だ。
彼女は、韓国で生まれ、10年ほど多感な時期を日本で過ごし、高校生からアメリカ在住という韓国系アメリカ人だ。
Jeanがなぜ、Executive Educationに力を注ぐのか、その情熱はどこからくるのか、という話も交えながら、パワフルなプレゼンテーションを披露してもらった。

やはり、どんなプログラムにも言えることだが、いくらプログラムの中身がよくても、それを運用する人物がどれだけ教育に熱意を持っているかで、プログラムの良さは変わる。JeanやJenniferのように、心から参加者のGlobal Leadership発揮に貢献したい、と思っている人物が運用しているプログラムでは、参加者の本気と、プログラム提供者の本気が合わさって化学反応が起こるのだ。
そんな化学反応を見るのが嬉しくて、私はこの仕事を続けているといっても過言ではない。

今回ご紹介したMini-MBAプログラムはぜひ、選抜人材のグローバル化施策の一つとして、検討いただきたい。
その他、社員の英語力底上げや、意識醸成についても、数多くの企業を支援させていただいているノウハウがあると自負している。
お気軽にお問合せいただきたい。

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<研究会終了後にJean, Jennifer、福田と一緒に>

kazukon at 15:43

プロフェッショナルのグローバル化のROIは?

2013年01月15日
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furukawa先週弊社のお客様の監査法人にて、トップの年頭挨拶の直後にお時間をいただき250名の公認会計士さんへのパーソナル・グローバリゼーションをテーマに講演の機会をいただいた。
こちらの監査法人においては、人材のグローバル化は重要な課題となっている。先日のブログにも書かせて頂いたが、 14日間のワークショップも導入いただいていて、公認会計士のグローバル化に関しては非常に積極的である。
http://blog.m-furukawa.jp/archives/2012-10.html#20121023

さすがに難関の試験を通っている方々はスキルをものにするのも早くROIは高い。
とにかく優秀な人材が、グローバルマインドとスキルを身につけてしまえば将来への大きなリスクヘッジになるのだからなにもためらう必要はない。

昨今公認会計士のような日本を支えるプロフェッショナルにも、グローバリゼーションの大波はおしよせ始めてている。金融マン、商社マン、技術者であろうと、人事、財務、マーケティング、法務の専門家であろうと例外はどんどんなくなってきている。

そんな中、公認会計士や弁護士などのプロフェッショナルは、仕事の性質上グローバリゼーションとは若干距離を保ちながら職務を遂行してきたわけであるが、クライアントのグローバル化やTPPの与える影響によってその状況も変化が出てきている。

トーマス フリードマン的に言えば、その大波を受けずにいられるのは、二つのカテゴリーの人たちである。一つ目は地元密着型のビジネスに従事する人たち。例えば、医師、庭師などその場所に絶対にいなくてはならない職業の人たち。
そして、もう一つは個人として圧倒的なパワーを持つ人たち。例えば、村上春樹さん、香川真司さん。

だがそれ以外の職業の人たちはすべて、大波が押し寄せてくる時間差はあるが、何らかの形でグローバリゼーションの影響を色濃く受ける可能性が高まっている。

特に、知識や経験を換金化しているホワイトカラーには、一瞬にして津波が押し寄せるごとくキャリアを襲う。
私もその真っ只中にいるし、このブログを読んでいただいているほとんどの方がそのカテゴリーに入っている。

例えばドイツ人、シンガポール人、インド人のプロフェッショナルはなかなか巧みにグローバリゼーションに適応し、キャリアを襲うリスクをヘッジしている。お隣の韓国人も同様である。
こういった国々では、状況は違っても、グローバリゼーションの洗礼をなんらかの影響でよりダイレクトに受けてきているからであろう。

さて、日本人はどうか?

残念ながら、国内ビジネスだけを長年行ってきている人たちは、自らよほど気づかない限り、居心地の良い日本社会にどっぷり浸かり、敢えて自分をグローバル対応できるように努力することを怠ってきている

言い換えれば、何も手を打たないことによって将来へのキャリアリスクを抱え込んできているのである。

近未来に自分を待ち受けるのがさざ波ならともかく大波がきた時には、常日頃から適応できるように準備している人とその時になってあわてる人とでは大きな差がついてしまう。

大きなジャンプに成功するには「長い助走」が必要なのである。
kazukon at 17:04

40-50代幹部のグローバル研修から見た「伸びしろ」

2013年01月11日
2012年12月末に、ある企業の部課長向けのグローバル人材育成研修の
最終成果発表会に行ってきた。

この企業では継続して2年間、この研修を導入いただいているのだが、
今年はこの企業の上層部の方のアイデアを頂戴し、グループによる事業提案ではなく、
「海外現地法人の責任者として赴任した時の赴任初日のスピーチ」
という題で、個人で発表をいただいた。

Inspiring & Motivationalという言葉が
ぴったり当てはまるスピーチばかりで、
時にはジョークを交えながら、それぞれの人柄や個性がにじみ出る、
力強い赴任スピーチ
だった。

今回は40代後半から50代後半という、
会社でも重要なポジションを占める参加者ばかりだったが、
今回の成果発表会を聞きながら、一番感じたのが、
「この年齢になっても成長する、伸びしろがある、という達成感に満ち溢れた顔」だった。

私自身も、グローバル・エデュケーションを起業したのは45歳で、
手前味噌にはなるが、その年齢からかなり成長をしたという実感がある。
40代、50代になってもまだまだ成長できる−。そんな同志を見つけたような気分だった。

参加者からは、研修の感想として
・モチベーションの高いチームメンバーに恵まれ、横のつながりが出来たことが嬉しい
・自分を出し切ること、情熱を持って伝えることの大切さを感じたことが一番の収穫
・自分が一皮むけた、やりきったという達成感
・この年になって成長したという実感が嬉しい
など、清々しい笑顔と言葉ばかりだった。

この中から、昨日のスピーチを実際に赴任先でお話される方が
たくさん出てくることを願ってやまない。
彼らなら、現地スタッフからも深く尊敬される、素晴らしいリーダーになるだろう。
kazukon at 14:40

2013年は、ますます自分を強くする(自分強靭化)!

2013年01月10日
新年あけましておめでとうございます。

2013年、どんな年になるだろうと皆様は予想されているだろうか?
私は、ますます「本気でグローバルに取り組む」という機運が高まる年だと思っている。

変化が多い時代に頼れるものは何か?それはまさしく自分自身だ。
私のパーソナル・グローバリゼーション・セミナーでも繰り返しお伝えしていることではあるが、
だれもグローバリゼーションの流れを止めることは出来ない、
個人が会社の方向性を変えることも難しい。
そうであれば、自分で唯一コントロールできる要素である、
「自分の変革」に腹を据えて取り組むことが、今まで以上に求められる2013年
だと思う。

2013年、初めてのイベント「パーソナル・グローバリゼーションセミナー」は、
まさに、そんな2013年に向けて、どう自分をグローバル化し、強くしていくか、についてお話したいと思っている。
1月19日(土)開催で、まだ若干お席は残っているので、ご興味があれば、ぜひ、お申込みいただきたい。
昨日は、このセミナーの講演版を公認会計士さん250名に受講いただきました。
トップの年頭の訓示のあとであったので、非常に緊張感があり、私としても素晴らしいキックオフになった。

詳細・お申込みとセミナーの紹介動画はこちらから→
http://www.personal-globalization.com/seminar/pgseminar20_20130119.html

また、通算84回目となるグローバル人材育成研究会は、1月25日(金)だ。

今回は、『従来型にNo! 2013年のグローバル人材育成は
「ローコスト国内・海外連動型」でいこう!』
と題して、二部構成でお送りする。

詳細・お申込みはこちらから→
http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_11.html

第一部は、
・社内グローバル化、英語学習に対する「やる気満々」層をいかにローコストで増やしていくか
第二部は、
・ワシントン大学のエグゼクティブエデュケーションの責任者が来日し、当社と共同開発したMini-MBAプログラムについてもご紹介する。(逐次通訳つき)

このプログラムは、シアトルの地の利を生かし、地元発祥のグローバル企業訪問や、ゲストスピーカーの講演などもあり、知的好奇心が満たされると同時に、プログラム責任者やスタッフが「受講生のためになるためにはどうしたらいいか?」を
常に親身になって考えてくれる貴重なプログラムだ。
Mini-MBAなので、12週間という限られた期間で、英語力、MBAクラスの受講、そしてALP(Action Learning Program)が出来るので、派遣するご担当者様、そして、派遣される受講者の評判も非常に高い。

MBA制度の見直しや、海外研修先をお探しの場合、ぜひともご検討いただきたいプログラムの一つだ。

2013年も、グローバル&自立型人材育成に、皆様と一緒に本気で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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<写真は愛犬Choco(散歩に連れて行って〜)>
kazukon at 10:17
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