布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2013年05月

インド人が感じるフラストレーション

2013年05月28日
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「国際会議における有能な議長とは、どんな人だろうか?
それはインド人を黙らせ、日本人を喋らせる者だ」

使い古されたジョークだが、先日、改めてこれを実感する機会があった。

先日、インド人の方とお会いしたのだが、やはり
彼らが一番感じる日本人に対するフラストレーションポイントは、
「会議で決めないこと」
だという。

国際会議で発言をしないのに、その後の根回しのための飲み会では饒舌に話す。
なぜ、せっかく会議という場があるのに、そこで話さないのか?
なぜ、オープンな場で自分の意見を言わないのか?というものだ。

私は常日頃、日本人は「必要なこと以外は話さない」という
スタンスの人が多すぎる
ように感じている。
もちろん、何を話していいのか分からないということもあるのだろうが、
それでは、対峙する外国人にとっては、
「いつもニコニコしているが、特に発言もせず、自分のことも語らない、
いつも薄いベールで覆われた人」
に過ぎない。

会議で存在感を出す、というのは語学力の問題ではない。
それは「場をコントロールする技術」なのだ。

だが、これに気づいている人は少ないのではないか。
単なる語学力のみをあげても、
自分が有利になるような「場のコントロール」が出来なければ、結局うまくいかない。

次回6月15日(土)開催予定の当社公開セミナーでは、
メディアトレーナーとしても、多くの企業トップのコーチングを行っている
David Wagner氏が登壇する。
マスコミ対応でどのようなタイミングでどのような発言をすべきか。
それを熟知した彼が行う「ミーティング&電話会議スキル」セミナーなので、
「場をコントロールする」Tipsが盛りだくさんだ。

ぜひ、ミーティングに悩んでいらっしゃる方はご参加いただきたい。
■詳細:
6月15日(土)
「英語ミーティング&電話会議スキル」
〜会議で何も言えなかった自分から、積極的に発言できる自分へ〜

http://www.personal-globalization.com/seminar/pgseminar25_20130615.html

kazukon at 17:52

階層別グローバル意識のギャップはコストである

2013年05月22日
先日、ある大手企業150人のパーソナル・グローバリゼーション(個のグローバル化)講演を行う機会をいただいた。

当初、講演の対象者は若手向けという事でお話をいただいていたのだが、実際には多くのマネージャー層の方々も会場に来て下さり熱心に受講頂いた。
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今回は講演終了後にいただいた最も印象的だった参加者からの質問をご紹介したい。実は、この質問の本質はは多くの企業でも同様に存在し、経営陣にとって頭の痛い問題なのだ。

「私はグローバル化に対して危機感があり、今回自分自身をグローバル化したいという気持ちが更に高まりました。しかし社内には危機感が希薄でグローバル化に対して対応しようとしない管理職もいます。もし直属の上司がそういう人であった場合、どう対応すべきでしょうか?」


この質問にあるように、管理職がアンチグローバル派で、組織や個人をグローバルに適応しようという動きにネガティブに働きかけるという事例は多く、よくその対策について相談を受ける。
特に長期間国内売り上げに頼ってきた企業でその中核で苦労してきた人たちにととってはそういう反応は致し方ない側面もある。会社としてはそういうつもりではないのに、まるで国内軽視のように聞こえてしまうこともある。経営者としては、国内も海外もないマーケットや生産地として必要であれば貪欲に開拓していくだけである。まして、国内市場が縮小していくのであればグローバルマーケットを狙っていくのは当然のことなのである。
グローバル化は良い悪い、好き嫌いで判断する問題ではなく、人によっては今すぐに、あるいは3年後、5年後避けて通れない課題なのだ。

各社事情も背景も異なるが、多くの企業に階層別グローバル意識のギャップが存在し、急激に組織がグローバル化を目指す際ネックになっているという現実がある。
グローバルな組織と人材を育む過程で、一方でアクセルを踏みながら他者がブレーキを踏めば残るのはコストだけが残る。

従って、管理職としては、部下に対してネガティブな影響を与えてしまう発言や行動はは慎むべきでなのである。

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個のグローバル化支援セミナーのご案内》

6月15日(土)には、国際ビジネス・トレーニングの専門家として、数々のCEOやCFOのトレーニングを担当してきたデイビッド・ワグナー講師の、スキルだけではなくそのマインドさえも変えることが出来る『ミーティング&電話会議』を開催予定である。

個のグローバル化にぜひ活用して頂きたいプログラムなので、ご興味ある方はぜひご参加いただきたい。

詳細はこちら→ http://www.personal-globalization.com/seminar/pgseminar25_20130615.html
kazukon at 07:00

新人グローバル研修の2つのニーズとは?

2013年05月21日
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先日、某大手企業にて104名の新入社員に向けて研修を行った。

今回は、私からグローバルマインド醸成研修を2時間、弊社ディレクターの福田聡子から右脳型英語学習法を1時間、そして2クラスに別れて、1日のまとめとしてワークショップ形式の研修を1時間行った。

ここ数年こういう構成のセミナー依頼が増えているのでその背景を解説したい。

昨今の主に国内をマーケットとする企業における新人研修のニーズは大きく分けて二つある。

1 グローバルマインド研修
マーケットは国内だから、自分は技術者だからグローバルは興味がないという社員の意識を変える。

2 英語自己学習研修
英語力、特に使える英語力を、自責で学んで欲しい。もう企業としては、英会話レッスンだ、英語合宿だ、通信教育だなどの手厚いサポートをして、5年後に投資効果がほとんどなかったという結末を繰り返したくなくない。

自分で「英語をモノにしてしまう人」は急増している。なぜか?それは、TEDやオンライン英会話などフリー/安価教材の充実、英語力の重要度がアップしたなどが化学反応を起こして相乗効果が起きているからだ。

右脳型英語学習法の終了後、弊社コーディネーターが何人かの新入社員と英語学習について話す機会があった。その中には、
・「今まではTOEICなどの英語学習が主で、今回英語を学ぶ楽しさを発見できてモチベーションが上がった」
・「英語は短期間で、繰り返し行う事により、確実にものに出来るということをを学んだ」
・「これからは、マイストーリーのレパートリーを増やし、少しでも多く自分について語れる英語力をつけていきたいと思った」
などの英語学習に対しての考え方の変化が見られた。

研修最後には、1日のまとめとして3年後の自分のありたい姿を「マインドマップ」に作成に入った。
今回の新人の理解力、集中力、そして創造力には大変驚かされた。
特にクリエイティブなマインドマップが驚くほど多く、研修中の若干受け身で保守的な姿勢とは対照的で面白かった。日本の優秀若手人材の能力をどう引き出していくかが企業の重要課題である。

すなわち、それは「学校教育」や「上司の課題」でもあるのだが。。。



kazukon at 00:11

三社祭盛り上がってました!

2013年05月20日
三社2三社2013週末は久しぶりに三社祭で神輿を担いできました。ここ数年担げていなかったので楽しかったです。浅草で生まれ育ったので私にとっては、故郷であり、思い出深い土地です。
上の写真は、私の遊び場だった伝法院通りを抜けていくところ。ちょうどこのあたりで数カ月習字を習ってましたが続かず後悔してます。
隣に移っている人はアラバマ出身の米国人でたまたま同じ町会の神輿を担いでいました。
まだ、三社祭を見たことのない方にはぜひ一度訪れていただきたいと思います。
kazukon at 11:56

G研(5月16日):カーネギーメロン大学と韓国企業のグローバルリーダー育成の取り組み

2013年05月11日
近年、グローバル人材育成の手段として海外研修が再び注目を浴び、
海外研修の実施に向けたご相談や、これまでの海外研修制度の見直しなど
様々なご相談
が増えている。

短期間の集中型海外研修から長期にわたる研修など
期間、費用、またプログラム内容も様々だが、
そもそも海外研修を行う意義とは何か?

例えば、近年、著しく躍進し、新興国のみならず先進国でも
消費者から高い評価を得ているサムスンなどの韓国企業は、
世界と戦える人材を育成することがグローバルで成功する鍵である」と主張している。

テクノロジーやビジネス環境が急速に変化する中、
企業の生き残りをかけて変化に対応できる人材を育成することが重要だといえる。
そうした環境で、どのような人材と戦うのか、協働していくのかを
肌で感じることで自己変革につなげられるのが海外研修のねらい
の一つだと考えている。

<カーネギーメロン大学と韓国企業の取り組み>

グローバル・エデュケーションでは、韓国企業やトップグローバル企業も活用してきた、
世界トップクラスのコンピューターサイエンスやITが習得できる
カーネギーメロン大学
とのジョイントプログラムを手がけている。
また、私自身がカーネギーメロン大学Institute for Software Researchのプログラムディレクターとして、
国内企業のプログラム開発のご相談にのらせていただいている。


それでは,カーネギーメロン大学で対応可能なプログラム例を挙げさせていただく。

・エグゼクティブやマネージャー対象としたカスタムプログラムのコーディネート

・客員研究員(Visiting Researvher)として
「個人の研究テーマの追求や産官学連携プロジェクトへの参加などが可能」なプログラム

・ビジネススクールであるTepper School of Business,
 Carnegie Bosch Instituteで、グローバルビジネスでの
 リーダーシップについて学べるエグゼクティブプログラム


など、世界中からのビジネスパーソンと共に
ITや技術系企業に最適なトップクラスの教育
を受けることが出来る。 

海外のトップ校に企業から人材を派遣することは、
世界の変化を肌で感じ、人材のレベル感を知ることで、
世界と戦える人材」の育成を可能にする有効な方法だと言える。

さて、次回のグローバル人材育成研究会は5/16(木)14:00〜18:00に開催する。

今回は2つのテーマについて、皆様と共に考えられる会にしたい。

私からは、『グローバル企業から学ぶ「戦略的投資」としての人材育成』と題して、
人材育成を「コスト」として捉えるのではなく、
グローバルマーケットで生き残るために、人材育成を『戦略的投資』と捉え、
経営戦略として、投資効果が期待できる人材には積極的に投資し、
未来のグローバルリーダーを育成
していくことの大切さについてお話しする。

第二部では、カーネギーメロン大学Institute for Software Researchで、
アジア・コラボレーションのディレクターを務めるジョン・カン氏をお迎えし、
韓国企業のグローバルマーケットでの成功と、
世界でもトップクラスであるコンピューターサイエンスと最先端のIT技術が習得できる
プログラム
をご紹介する。(逐次通訳付)

【John Kang氏とのインタビュー内容】
http://globaledu-j.com/special/interview1304/


<John Kang氏と一緒に>
.帖璽轡腑奪伴命

大変貴重な機会なので是非、ご参加いただきたい。

グローバル人材育成研究会5/16(木)14:00〜18:00のお申込みは、こちらから▼
http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_87.html


kazukon at 11:07
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