布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。 BLOG内検索
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2015年11月

12/5(土)はグローバル人材を目指す方&育成ご担当者の皆様の忘年会!

2015年11月25日
今年も残すところ1ヶ月。あっという間というようにも感じられるが、今年も様々な方々との出会いがあり、2015年もとても充実していた。


そこで、12月5日(土)の18:30-20:30と短い時間ではあるが、パーソナル・グローバリゼーションセミナーの忘年会を開催したいと思う。

パーソナル・グローバリゼーションセミナーは月1度のペースで開催している個人や人材育成ご担当者向けセミナーで、私も2016年1月30日(土)には登壇を予定している。

昨年度の忘年会の様子↓
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昨年度も個人の方から人材育成のご担当者まで幅広いお客様にご参加いただき素晴らしい時間となった。

今年も、ぜひ皆さんと一緒に外苑前にあるイタリアン料理レストランにて、ワイワイと今年を振り返りながら楽しいひと時を過ごせればと思う。ご興味をお持ちの方はぜひご参加いただきたい。


■■■■■■忘年会概要■■■■■■

【日時】 12月5日(土) 18:30〜20:30
【場所】 Sento Bene (※服装自由)
    地図URL: http://sento-bene.com/info.html
    住所:東京都渋谷区神宮前3-1-28 ベルタウン青山2階
    
【アクセス】 外苑前駅3番出口より4分,表参道駅A3出口より7分
【会費】 ¥5,000 税込(お支払いは、当日受付にてお願い致します)

▼お申込は、こちらから▼
https://www.globaledu-j.com/pg/inquiry/index.html





kazukon at 16:39

コロンビアビジネススクール訪問

2015年11月11日
FullSizeRenderニューヨークの5日間は終わり先ほどワシントンD.C.到着。

ホテルの部屋に着くとベッドサイドに初代米国大統領のジョージワシントンが出迎えてくれた。




<コロンビアビジネススクールでのディスカッション>

昨日は2000年に起業以来長いお付き合いのあるコロンビアビジネスクールを訪問したので短く報告したい。

最近国内大手企業がビジネスクールのエグゼクティブプログラムへの派遣を増やしている。対象としては経営層よりどちらかというと部課長層が多く、その層へのプログラムを多く持っているコロンビアビジネススクールに関するお問い合わせは増えている。
いわゆるフューチャーリーダーの育成としてこういったプログラムを活用するのだ。

では、なぜエグゼクティブプログラムが注目されているのかについて簡単に説明したい。

まず1番目は、今更言うまでもないがグローバリゼーションの進展に従って幹部がその流れに適応できていないことが経営課題としてより重要度を増してきているからである。
グローバルな視点でディシジョンメイキングができなかったり、陣頭指揮を取れない上層部の存在大きな重荷になっているのである。

2番目は、他に選択肢が見当たらないことである。フューチャーリーダーの育成であるから、当然高いクオリティが求められる。高いクオリティーとはすなわち教授陣と参加者の優秀さである。それにダイバーシティが加えられる。
世界最高の教授陣と何十ヶ国ものエグゼクティブが集まって切磋琢磨する場は他にはみあたらない。

IMG_3298今回は、Learning Solutions担当のSenior Director Anthony Madonna氏とAssistant DirectorのAlberto O. Cruz氏と意見交換を行った。

ポイントとしては以下の3つについて話し合った。

1. 日本企業のリーダー育成の動向とエグゼクティブエデュケーションへの派遣
2. コロンビアビジネスクールにおけるプログラムデザインのコンセプト
3. 日本企業から派遣されるエグゼクティブの事前準備について


非常に有意義なディスカッションであった。詳細についてはまたG研で報告させていただくが、私にとって特に役に立ったのはカスタマイゼーションについてのインプットであった。

オープンプログラムも様々な形態のものが出始めていて、目的別期間別でそれぞれのエクゼクティブにあったコースがより選択しやすくなってきている。また英語力に不安があるエグゼクティブには、事前の準備や組み合わせを工夫して、ただ座っているだけのお客様にならないようなサポート体制も整ってきている。

昨今トップビジネススクールもそれぞれ差別化戦略がより明確になってきている。
コロンビアビジネススクールについて詳しく知りたい方は、弊社の担当コーディネーターまでご連絡いただきたい。


明日は弊社の提携しているジョージタウン大学を訪れる。

以下はコロンビアビジネススクールの過去のブログ。ご参考まで。

G研:コロンビアビジネススクールとロンドンビジネススクールの合同セッション

http://blog.m-furukawa.jp/archives/2010-11-22.html

コロンビアビジネススクールの交渉術:
http://blog.m-furukawa.jp/archives/2011-03-14.html

kazukon at 20:15

なぜ今「大人の英語学校」なのか?

2015年11月10日
IMG_3272昨日は提携しているニューヨークの大学(Mini-MBA)や語学学校を表敬訪問した。

語学学校といってもいろいろあって、学生向けからエグゼクティブや会計士、弁護士向け学校まで幅が広い。価格も結構高いが、来ている人は大満足である。
私も1ヵ月ぐらいここにいて英語ブラッシュアップできたら、と思ってしまう。


日本という国は英語を使わなくてもビジネスも生活
もできてしまうのがシンガポールとの違いだ
そして急に使うことになると、ハイレベルな英語を駆使しなければならないのが辛いところである。
私も優秀なスタッフはほとんどやってくれるので、東京にいる時は英文メールはたくさん入ってくるので読んだり書いたりはするが、話す頻度は低くなってきた。

弊社のクライアントの管理職もそんな方たちがたくさんいる。
IMG_3286予算的にも時間的にもなかなかニューヨークに来てこんな学校に行く余裕はないと思うが、来てる人たちに話を聞くと、英語力がついただけではなく、自分を見直す機会になったし外から日本という国を客観的に見ることができたことが思わぬ収穫だという人が多い。短期間滞在でも本当に私もそう思う。
都会でのサラリーマン生活は、どこか味気なくて色がない。東京は安全で便利で食事も安くておいしい。でもそれだけでは何か足りないものがあるのだ。それは価値観の幅からくる刺激である。

この仕事をして30年になるが、やはりイギリスとかアメリカの語学学校は新興国の英語学校にはない厚みがある。それは先生と生徒の質とダイバーシティである。
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写真はラウンジと窓から見える風景である。なかなかセンスが良くて大人の学ぶ場の雰囲気がある。
仕事もできるし人間的魅力もあるが、英語とダイバーシティが苦手な管理職もこんなところでなら苦手な英語もやるのである。やらされるのではなくやる気になるのである。優秀な人材がほかの人とコミュニケーションが取れないのは耐えられない。そのための「英語力」なのだ。

こんな大人向きの学校はそんなに数はない。しかし、ニューヨークだけではなく、ボストン、ロンドン、ケンブリッジなどなど場所も世界中にあり、もう何十年もお付き合いして一緒にプログラムの質を高めてきている。

最近は超多忙な経営陣も時間を割いてこんな学校で密かに学び、良い選択をしてくれたとお褒めのお言葉を頂くことが多い。

今回も昔からのパートナーに会え日本企業の教育事情について情報交換できて有意義だった。

また,11月25日(水)ハーバードビジネススクールをお招きしてのG研でも管理職のキュレーション型英語研修動向についてフィードバックさせていただく。
残席わずかなようなのでお早めにお申し込みいただければ幸いである。

それでは今からコロンビアビジネススクールで打ち合わせがある。またご報告したい。
kazukon at 23:43

「そこそこの仕事」と「すごい仕事」

2015年11月08日
IMG_3228昨日ニューヨークに着き、朝散歩していたら、もうクリスマスの飾り付けをしている人たちがたくさんいる。写真を撮ろうとしたら、笑顔でもっと撮ってくれとジェスチャーをしてくれた。とても陽気な人たちである。

こういう仕事は地元密着型でなかなかなくならないなあ〜と歩きながら考えて(職業病?)いたら、いつも自分のワークショップ「パーソナル・グローバリゼーション」で使っているラリースミスのTED「あなたに夢の仕事ができない理由を急に思い出した。



彼は世の中には「そこそこの仕事」と「すごい仕事」があると語っている。そしてそこそこの仕事は消え去るのみだと訴えている。真意は誰にでもできる仕事は賃金の安いところで集約され、それ以外の仕事はAIやロボットがやってしまうという警鐘だろう。

先日タクシーの自動運転の開発についてテレビで見た。5年以内に実用化に入るような話であった。携帯電話に入っているUBERでタクシーを自分のところに呼び、ロボットタクシーに乗り音声認識ソフトで行き先を伝える。もし本当にそうなった場合タクシーの運転手という仕事が大幅に削減される。
都内であれば、隅々まで道を知り尽くしたベテランドライバーでも5年後のロボットタクシーとカーナビには全く太刀打ちできないだろう。
長年の経験と技術がイノベーションに取って代わられてしまうのだ。とても破壊的である。

それでは日本のエリートサラリーマンにこれと同じようなことが当てはまるのであろうか?
実際ほとんどの人は自分には無縁の世界(そう思いたい)と考えている。しかし近い将来に当てはまる人もいるし、10年以上全く影響のない人もいるというのが本当のところだろう。

自分の仕事を奪うイノベーションの出現の予測は非常に難しい。もし自分の仕事が「そこそこの仕事」的であり、新興国低賃金の人たちやロボットやAIができる可能性があるのであれば、そろそろ自分の仕事を「すごい仕事」にしていかなければ自分の人生のリスクマネジメントができているとは言えないのではないだろうか。

少し別の角度から見ると終身雇用・年功序列の日本企業にとって、このロジックは頭の痛い問題である。
付加価値の低い仕事は新興国に行き、AIやロボットがどんどん仕事の効率化を図っていくと現在の社員数が必要ではなくなってしまう。しかし解雇するのは非常に困難である。

従って、効率化の方に積極的に動かず、非効率をキープしながら雇用を守る、あるいは新規採用を抑えるというおかしな方向に行かざるを得ない。
しかし、非効率をキープしなければならない国や企業のシステムは非生産的であり、長期的に見れば競争力は徐々に下がってくる。
生産性を高めることと雇用と企業の競争力はそういう意味で矛盾を抱えているのである。

このように、グローバル化とデジタル化は社会のシステムに大きな影響を与えてきている。

終身雇用・年功序列の緩やかな消滅「そこそこ人材」と「すごい人材」の賃金格差の広がりを押さえ込むのは想像以上に難しいかもしれない。
kazukon at 01:20
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