布留川 勝の「人材育成の現場!」日記
企業・団体の「グローバル&自立型人材」育成に携わるグローバル・エデュケーションの代表、布留川が人材育成の現場で日々感じたことなどをまとめます。
GlobalEducationandTrainingConsultants代表取締役布留川 勝カーネギーメロン大学 Institute for Software Research International Program Director

2012年締めくくりのG研は、人材アセスメント

2012年12月13日
12月11日(火)にプロファイルズ株式会社の水谷壽芳氏をお迎えし、第83回人材育成研究会を開催した。

第1部では『2013年グローバル人材像:ジェネラリストから連続スペシャリストへ』という題で、私が2012年のグローバル人材育成のトレンドを振り返ると同時に、ロンドンビジネススクールのリンダ・グラットン教授の提唱する「連続スペシャリスト」という考えも踏まえながら、今後求められるグローバル人材像についてお話した。

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「2020年の人材育成担当者に求められる能力」というトピックでご来場いただいた方々にディスカッションをいただいた。
ディスカッションの中では、
・人事部は今よりも更に経営と近しい位置づけになり、事業戦略も含めて行うようになる
・戦略人事が更に重要度を増し、人事部自らが会社の未来を切り開いていくようになる
・適材適所を行う戦略的タレントマネージメントが一般的になる

などといったとても興味深いご意見を頂いた。

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最後は、Did you know 3.0というyoutubeに掲載されている動画を
皆さんでご覧いただいた。これは、様々な数字を使いながら、
世界がすでに変化している、ということを示す動画
だ。
なかなか面白かったので、ここでもご紹介するが、
日本語字幕がついているものは古いバージョンなので、その点はご容赦いただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=kj9pR_b3u4E

第2部では、プロファイルズ株式会社の水谷壽芳氏をお迎えし、
現在、世界125か国、約4万社ですでに活用されている話題の
人材アセストメントツール「ProfileXT」
をご紹介した。

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ダイバーシティ戦略はグローバル企業として生き残るための必須項目である。
多様な人材をいかに公平に採用・配置・評価できるか、それが企業に問われている。
ただし、グローバルでの評価基準の統一化や、ある職種で成功する人材の行動特性など、
どこから手をつければいいのか分からない、というのが実情ではないだろうか。

このProfileXTというアセストメントツールは、ある職種で成功する特性と個人の特性とのジョブマッチを行うことで、より高い業績を生む社員をその職種に採用、配置、育成することが出来る。

昨日は、ある職務で成功する特性をご参加の皆様にお考えいただき、その結果がどのような形で出力されるかをご覧い頂いた。
50個程度の質問に答えていくと、その職務に必要な思考スタイル、行動特性、そして、どのような分野に興味があるか、という3つの指標が出てくるのが特徴だ。記入の際、悩んでいる方も多くみられたが、
皆様、結果を楽しみにされているご様子で、結果の共有では、大いに盛り上がった。

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その後、サンプルの個人データと、参加者の実際の職務分析結果を掛け合わせ、サンプルの個人がその職務で成功する確率はどれくらいなのか、その個人を成功に導くためにどのような声掛けを行えばいいのか、というデモンストレーションをご覧いただいた。

参加者の皆様からは、
・ 『今までは新入社員の配属部署決定に2〜3カ月要していたのが、
このアセストメントを活用することで時間が大いに短縮され、
早く実務に携わることが可能になるだろう』

・ 『インタビューガイドがあるので面談でとても役立つが、
実際に使用する際には、その個人を成功に導くという
意識を強く持って活用したい』といったご意見を頂いた。

様々な活用が期待できるアセスメントだが、私個人としては、日本人以外の部下を持つなど、グローバルな環境で評価面談を行う場合に、特に有効だと思っている。
日本人は、もともとフィードバックが少ないためか、グローバルな環境での評価面談で部下のモチベーションを下げてしまう傾向があり、昨今海外拠点においての大きな課題となってきている。
このアセスメントを使えば、コーチングフレーズも出ているので、会話のきっかけとなり、
評価をしなければならない日本人上司にとっても、自分の苦手分野を補ってくれるツールとして、気が楽になるのではないだろうか。

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[ 写真はプロファイルズ株式会社 水谷氏、当社ディレクター福田と ]

また、G研後の忘年会では、お客様や当社の人気講師にもお越しいただき、英語、中国語にスペイン語まで入り乱れる中、話題の尽きない会となった。
人材育成に対する熱い思いをご披露いただき、素晴らしい方々と一緒に仕事をさせていただいているという思いを新たにしたばかりだ。

2012年は合計9回のG研を開催した。
中国研修のご紹介から始まり、講師、ビジネススクール、海外語学学校などをご紹介した。
来年もますます会員の皆様のお役に立てるような情報発信の場としていきたい。

次回2013年1月のG研は、
「従来型にNo!2013年のグローバル人材育成は『ローコスト国内・海外連動型』」
と題して、私からはローコスト型英語学習フレームワーク、
そして、ワシントン大学のMini-MBAをご紹介する。
Mini-MBAとは、3−4ヶ月の短期間でMBA的知識、ビジネス英語、そして人脈が得られるプログラムだ。ビジネススクールと当社で共同開発したプログラムで、自信をもっておすすめできるプログラムなので、ぜひご参加いただきたい。

お申し込みはこちら➡http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_11.html
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